KINEKO International Children’s Film Festival Greeting from KINEKO Staff

キネコ国際映画祭 スタッフ紹介 / STAFF

椎名 保 Yasushi Shiina

(代表理事)

四半世紀を超えたキネコ国際映画祭は、回を重ねて、年々来場者数、上映作品数も右肩上がりで増えて参りました。
世界からも多くの映画関係者が来日し、国際的な交流も活発化しており、社会に果たすべき役割も大きくなってきました。
“映画”との出会いにより、人生において大きな影響を受けた大人の方も数多くいると思います。子どもの頃に映画を観ることは、娯楽としての魅力は勿論ですが、映画を観ることによってその作品の世界観から発せられる、メッセージや人生観を学び、成長する過程で必要となる、感性をを膨らませてくれることでしょう。
私は長年“映画の世界”に携わってきました。映画の製作は、監督をはじめ、多くのスタッフ、キャストによる総合芸術であり、映画は、その製作者達の映画に託した思い、「勇気」「感動」といった、“悩みや苦しみを克服する技”が描かれています。
キネコ国際映画祭は、子どもだけでなく、子どもの成長を願う大人も、ここで上映される映画を通して心豊かになり、子どもと一緒に成長して頂ければと願っております。
キネコ国際映画祭が、更に進化して発展し、100年後の子どもたちにも伝え続けられる映画祭になれます様、皆様には、ご支援ご協力の程お願い申し上げます。

田平 美津夫 Mitsuo Tahira

(フェスティバル・ディレクター)

「なぜ、子ども映画祭を続けているのですか?」—。   振り返るときっかけは、知人に「ドイツ・ベルリンに大きな子ども国際映画祭があるよ。“日本にもあったらいいのに・・・”」と言われたことでした。   そして初めて訪れたベルリン国際子ども映画祭の子ども部門である「キンダー・フィルムフェスト・ベルリン」。そこでの感動は今でも忘れません。   スポットライトに輝く美しいレッドカーペット、 1000名以上の客席が超満員になる会場、 ワークショップに参加するために長蛇の列に並ぶも会話が弾む親子の姿。   私はここで子ども国際映画祭の神髄を学びました。   キーワードは「子ども」と「映画」。 幼い頃から、たくさんの映画を観て、どんな困難なことが起きても頑張れる映画との出会いを映画祭が提供できることを願ってプログラムを作り上げています。   “子ども国際映画祭”は大きな可能性を秘めています。   私たちが子どもに軸足を置いて、映画祭を創り続ければ争いも起きない平和な未来がやってくると思います。キネコ国際映画祭がこれからも子どもたちの人生の指針となるよう、進化し続けていきます。  

小山 カミラ Kamila Koyama

(プログラミング・ディレクター)

「日本作品の魅力を世界に発信する目的で、2016年に設立された「日本作品賞」。   日本らしい作風や、日本特有の風景、文化などを映し出した作品。また、観て良い刺激になる作品、力をもらえる作品、普段観る機会の少ない作品を中心に、選定を行います。風鈴がなる音といった日常的で当たり前なことでも、外国では未知なる世界。映画を通して、新しい発見がたくさんあります。   キネコがそんな作品を、世界中の子どもたちにお届けしていければと思います。

大谷 紗耶香 Sayaka Otani

(制作ディレクター)

キネコ国際映画祭は0歳のお子様から楽しめるような会場やプログラムになっております。
映画デビューはキネコ国際映画祭がおススメです!
また映画だけでなく、海外の文化に触れる機会や体験ワークショップも多数ございます。
皆様のご来場、心待ちにしています。